Sugarloaf

何もない

家族で那覇新都心へ買い物に行き、周囲を散策している最中に階段を見つけたので上ってみました。 すると展望台らしき構造物と、この場所が戦跡であったことを示す掲示物が置かれていました。 展望台らしきと表現したのは、上ってもビルに囲まれて何も展望できなかったからです。 新都心は元々米軍の住宅が広がる場所だったことは聞いたことがありましたが、戦跡だったとは知りませんでした。否、沖縄はどこも戦跡だらけな...

なんの痕跡も見つけられない

かなり平坦に整地されている台地の中ひときわ小高くなっている丘ですが、実際に見ても、自然と高くなっているのか人工的に嵩上げしたのか分からない様子でした。近くにあったはずの他の高地は跡形もなくなっています。

沖縄戦の激戦地

新都心にあり再開発により当時の遺構や痕跡はありません。またハーフムーンにいたっては痕跡すら見受けられません。今はただの丘です。案内板もなければ地図にも書かれていないことが多く、グーグルマップを見ながら行くのがおすすめです。専用駐車場がないため付近のコインパーキングを使いました。徒歩でのみ頂上に行けます。ここに行ってから首里城に行くと地理関係がわかりやすいと思います。説明板は沖縄戦跡仕様のもので浅く...

沖縄の悲劇を忘れてはならない

1945年、沖縄に上陸した米軍は浦添の前田高地（ハクソー・リッジ）を激戦の末、制圧しいよいよ首都那覇に迫った。 ここ慶良間チージの丘（米側呼称＝シュガーローフ）での攻防は、米軍だけで2,700名弱の戦死者を出し、気がおかしくなったもの1,000超。日本軍に至ってはここの戦闘で何人亡くなったのか、数が特定できないという。 おかげさまで今、私たちは平和の中に生きている。70数年前にこの地が地獄...

数少ない那覇市内の戦跡

　おもろまち駅から歩いて行ける、那覇市内の数少ない戦跡の１つです。駅を降りて歩き、大きな道路の反対側なので、ちょっと遠いですが信号のある交差点まで歩きます。写真の階段を上り、ちなみに、階段の登り口には案内版はありません。 　丘の上に、場所を紹介する案内版があります。ここにたしかに戦場があったんです。時間があれば、行ってみましょう。