The Remains of Kikkawa Motoharu's House

毛利の両川の一つ吉川氏の存在の大きさを示す広大な館跡

吉川氏の県北最後の根拠地である日野山城の南西の山麓、静かな山間地に築かれた居館跡です。志路原川の河岸段丘を利用して作られた高さのある切岸の上に、土塁や石垣を築いており、規模と正面上がってみると、野球スタジアムくらいの広さがあり、こんな壮大な居舘を作った吉川氏の影響力の大きさが伝わってきました。 吉川氏が月山富田城に移ったため、短期間で役割を終えたため、もちろん、往時の建物は何も残っていませんが、...

綺麗に

整備されています 吉川氏はここから島根県境に向かった大朝あたりを根拠地としていますが ここは毛利両川の1人吉川元春の隠居所です

山の中に突然城壁が現れる。

中国山地を貫く国道261号線を千代田付近からそれて、山あいの道を10分ほど走ったところに、大きな石垣がありました。20年近く前に、この近辺に住んでいたこともあるのですが、全くこの建築物の存在には気付きませんでした。この石垣が、どの様な物だったのか、まだまだ勉強中でよく分からないのですが、時の権力者の力をうかがい知る、重要な建築物であるように思いました。

戦国の歴史ロマンに浸る

国道261号を北広島町千代田から数ｋｍ北上し、蔵迫の交差点を左折して国道433号を数ｋｍ走ると左側に、戦国時代の武将毛利元就の次男である吉川元春の館跡と、戦国の庭歴史館（入館料300円）があります。石垣や庭園跡などが残っています。なお、国道433号を吉川元春館跡の反対側に右折して1ｋｍあまり走ると万徳院跡歴史公園があり、小さな資料室（無料）もあります。これらの付近一帯を歩いて、戦国の歴史ロマンに浸...

まるで城跡、高さ約3m×長さ約80mの石垣が圧巻！

8月31日（土）に訪問・見学。国指定史跡。【写真参照】 毛利元就の次男で、吉川氏の当主であった吉川元春が、自身の隠居所として建設した居館跡。北広島町周辺に分布する吉川氏城館跡として、国の史跡に指定される9遺跡のひとつ。 正面には高さ約3mの巨大な石垣が長さ約80mに渡って築かれ、見応え十分。石垣の内側には発掘された多くの建物の礎石が並び、復元された中世の台所や庭園が整備されている。